髪の毛は、一生伸び続けるわけではなく、一定期間伸び続けると寿命が来て抜け、また同じ毛穴から新しい髪の毛が生えてくるという生長サイクルを繰り返しています。
この生長サイクルをヘアサイクル(発毛周期)といって、男性では約3年〜5年・女性では4年〜6年といわれています。
基本的には細胞分裂を繰り返し、活発に生長を続ける「生長期」、活動が停止し毛根が短縮する「移行期」、毛母細胞の活動が停止し、休眠状態に入った「休止期」、新しい髪の毛が生えて来ることにより、休眠状態に入った古い髪の毛が上に押し上げられて抜ける「脱毛期」、という大きく分けて4つの生長サイクル(発毛周期)を絶えず繰り返しています。
■成長期
毛母細胞が分裂を繰り返す時期。約4〜7年。新しい髪が成長する期間。全頭髪の80%以上がこの状態にあります。
■退行期
毛乳頭は萎縮し、毛母細胞は細胞分裂を停止します。やがて毛母と毛乳頭が分離し、毛母は上昇を始め、髪の毛の成長はストップします。頭髪の1%程度がこの状態です。
■休止期
次の髪の毛の生成が始まるとともに、脱毛が始まる。約2〜3ヶ月。
薄毛・脱毛症の大部分は何らかの原因でこのサイクルが短くなり、髪が成長する前に抜け落ちてしまうことです。
毛周期による自然な抜け毛は個人差はありますが、1日50〜70本。1日100本を越えなければ自然な抜け毛と考えられます。
通常は1カ所からまとめて抜けることはなく、目立たない程度にあちこちから抜けます。
抜けた毛髪とほぼ同じ数の毛髪が、以前に抜けた部分から生えるということを繰り返しますから、頭部が薄くなる心配はありません。
薄毛・ハゲといわれる症状の大部分は、このヘアサイクルが何らかの原因で短くなり(1〜2年)、髪が完全に成長する前に抜けることでおこります。
成長期初期の髪は柔らかい軟毛ですが、正常な人の場合硬い毛に育っていきます。
しかし、ヘアサイクルに異常がある場合、この軟毛の段階で抜け落ちてしまうことが多いのです。
毛髪は、毛乳頭がなければ生えません。
この毛乳頭の数は、生まれた時から決まっています。
決して新しい毛乳頭ができ、新たに毛髪が生えてくる事はありません。
つまり毛乳頭が衰えて、その数が減れば減るほど毛髪の数も減る事になります。
いつまでも毛髪を生やしておくためには、毛乳頭を大切にすることが重要です。
ところで、この毛乳頭は一生涯活動し、毛髪を作り続けているわけではありません。
一定期間伸び続けると寿命が来て抜け、また同じ毛穴から新しい髪の毛が生えてくるという生長サイクルを繰り返しています。
しかし、いつでも同じサイクルを繰り返しているとは限りません。
病気、遺伝、体質、加齢など諸々の状況によって異なってきます。
たとえば、休止期に入ったままで発生期を迎えないもの、成長期を迎えたが元の硬毛までには至らず、柔らかい軟毛のままで退化期になるものなど、さまざまな場合があります。
このように毛母細胞では、激しく細胞分裂を繰り返しており、この働きは体の細胞の中で一番の活躍と言えます。その分、常に多くのエネルギーと栄養分を必要としている事になります。
活動期の時に、髪のたんぱく質成分であるアミノ酸を充分に供給していないと、毛本来の形ができません。
アミノ酸は20種類以上あります。
アミノ酸の成分:グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアナリン、プロリン、セリン、スレオニン、チロジン、アスパラギンサン、グルタミンサン、スバラギンサン、アルギニン、リジン、ヒステデン、システィン(全体の18%を占める主要成分)、メチオニン
健全なヘアサイクルには、毛母細胞の活性化がカギです。
育毛を促すには、毛母細胞の寿命を伸ばし成長期を長くすることが必要です。
正常なヘアサイクルを保ち、成長期を長くするには、やはり髪の源である毛母細胞に活力を与えることが必要です。
白薬子は毛母細胞の増殖を促すだけでなく、その寿命を長く伸ばすことも確認されています。
毛母細胞の寿命が伸びるということは、すなわち髪の成長期が長く続くことであり、毛母細胞がたくさんの細胞を生み出すということは太い丈夫な毛髪を作るということです。
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