「男性ホルモンが多いとハゲになる」・・・ほとんどの人がまるで真実であるかのように信じていますが、この説は「睾丸から分泌された男性ホルモンが血液中に入って毛球部にたどりつき、ある種の働きをし、毛をだめにする」という曖昧な論法からきています。
冷静に考えれば分かることですが、もしこの説が正しければ、男性ホルモンが最も多く分泌される思春期から壮年期にかけて、総ての男性の頭はツルツルになるはずです。
しかし、あらためて見まわすまでもなく、若い男性の髪は豊富です。
この事実からも、男性ホルモンが脱毛症の原因でないと納得できると思います。
つまり、「男性ホルモンが多い」→「皮脂の過剰分泌」→「皮脂の酸化が早い」→ 「汚れがつきやすい」→「雑菌の繁殖」→「皮膚呼吸ができにくい」→「毛母細胞の呼吸困難」と、抜け毛の条件が揃いやすくなります。
したがって男性ホルモンが多い人は、毎日必ずシャンプーをすればよいのです。
しかし、現実には「シャンプーをすると毛が抜ける」といった間違った認識から、頭皮の汚れを放置したままでいる場合が多く、その結果、男性ホルモンの多い人のほうが、そうでない人にくらべ脱毛症になる率が高くなるのです。
■頭皮への過剰な刺激
ブラシなどで頭皮をたたいたり、こすったり、電器器具などで頭皮に刺激を与えると、頭皮や毛細血管を含む皮下組織を傷つけ、時には破壊してしまいます。
毛細血管が傷つくと、毛根への栄養補給ができなくなります。
頭皮に刺激を加え続けると、この衝撃から頭部を護るために、だんだん頭皮は厚くなります。
頭皮が厚くなると、うぶ毛が出にくくなります。
さらに皮膚呼吸も困難になり、辛うじて誕生したうぶ毛も育ちにくくなってしまいます。
■爽快感のある育毛剤
育毛剤を使用した時の、爽快感のあるスキッとする原因は、頭皮の熱が瞬時に奪われるためにおこる感覚です。
この爽快感は「なんとなく効くような気がする」演出なのですが、使いつづけると、急激な温度変化から脳を護るために、やはり頭皮がますます固く厚くなってしまいます。
頭皮が厚くなり、うぶ毛は出にくくなるというのは『頭皮への過剰な刺激』でも触れたように育毛上よくありません。
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